誕生の記録 第3子 長女編

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今回もまた、妊娠の喜びと同時に酷いつわりに悩まされました。水を飲むことも出来ないほどの吐き気に頭痛、倦怠感、異様に鋭くなる味覚・嗅覚、背中の痛み、それに子供たちや夫に何もしてあげられないことに対する罪悪感がストレスになりました。3度目でも、病気ではないと分かっていても、つわりから抜け出すまで3カ月は、今思い返してもつらい日々でした。そして、妊娠後期は、3人目にして、初めて静脈瘤にも悩まされました。私の場合は、下陰部に鉛筆ほどの太さの静脈が2,3本出てきました。くさのさんから、“今まで見た中で、1番ひどい!!”といわれるほどのもので、そこに心臓があるように、ズキズキ痛みを伴うものでした。でも、くさのさんに“1番”といわれると、むしろ誇らしい 気持ちになって、なんとか乗り切れたように思います。また、4月から保育園に入園した息子たちがさっそく洗礼を受け、頂いてきた風邪を私ももらってしまい、まさに満身創痍の臨月でした。密かに楽しみにしていた1人の時間を楽しむ計画は、動かず、ひたすらじっとしていることに費やされました。

待ちに待った出産当日、陣痛は早朝に始まりました。家族を起こし、7時半ごろ、みんなで、くさの助産院へ向かいました。前回はあっという間に陣痛が進み、破水した後、ドタバタと水中に入って5分で出産となりました。おかげさまで安産でしたが、イメージしていた水中出産ではありませんでした。そこで、今回は、早めにお湯につかって、のんびり水中出産を堪能しました。水中では、和らいだ陣痛と向き合い、赤ちゃんと、自分の体と向き合いました。くさのさんの言葉に耳を傾けながら、陣痛の合間には雑談をしつつ、終始リラックスできました。徐々に進む陣痛が、もうすぐ赤ちゃんに会えるという実感を与えるだけで、その合間は立ってみたり、体勢を変えたりおしゃべりを楽しんでいました。 くさのさんとのおしゃべりは、リラックス効果抜群で、出産に臨んでることを忘れそうなくらいでした。お風呂に入って、約1時間後、くさのさんが言われたとおりに、お産は進みました。それまで、瀬畑さんに作ってもらったおにぎりを食べて待っていた旦那さん、2人の息子に見守られながら、赤ちゃんはやってきました。水中から抱え上げ、まず性別を確認しました。

「あぁ、女の子だぁ~。がんばったね。私たちのところへ生まれてきてくれてありがとう!!」

それから額にキスをしました。朝日の中で、すごく新鮮で神聖な瞬間でした。それから、今回は、自分でへその緒を切りました。とても太く、ずっしりしていた感触が、今でも手に残っています。後から、聞いた話ですが、ずっと性別はどちらでもいいって言っていた旦那さん、女の子だと分かった時、嬉しすぎて涙をこらえるのに必死だったそうです。息子2人の後の女の子、男の子とは違った可愛さがあって、特別な存在のようです。
“お母さん、がんばれ!!”って声をかけて励ましてくれた2人の小さなお兄ちゃんは生まれたての赤ちゃんを見て、照れくさそうに、不思議そうにしていました。2人の息子たちに立ち会ってもらって、とても心強かったし、誇らしかったです。
また、愛知県からす ぐに駆けつけてくれた母と妹には、今回も掛川あたりでの報告となりました。

3度目の出産は、妊娠期間が大変だったせいか、水中出産だからか、経産婦の余裕からか、驚くほどスムーズに感じました。今回もまた、大満足のお産ができました。それは、いつでも優しく温かく、的確な言動で私を見守ってくれるくさのさんのおかげです。産後も気管支炎で体調が優れない私の体を気遣って、娘と一緒に寝てくれたり、絶妙のタイミングで手を差し伸べていただきました。本当に、感謝しています。ありがとうございます。
丸尾さん、瀬畑さんにも大変お世話になりました。ありがとうございます。3人目もくさの助産院で出産できて、とても幸せです。

私の大きな夢のひとつは、お母さんになることでした。淳之助・鼓太郎を出産し、夢は実現しました。4人姉妹の次女として育った私は、いつか女の子も育ててみたいとは、思っていました。私たちの母がそうしてくれたように、私が経験した素晴らしい出産と育児の思い出を自分の娘に伝えることが出来ることをなにより嬉しく思います。私はこの子を産むために自分も生まれてきたんだとさえ思います。こうやって、命をつないでいけた奇跡に感謝せずにいられません。

にこにこ笑顔あふれる人生になるように願いをこめて“にこ”と名づけました。
家族みんなが、あなたの誕生をワクワクしながら待っていました。これから、一緒に歩んでいく日々がとても、とても楽しみです。

 

 

 

 





誕生の記録 第2子 次男編

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 9月11日午後11時10分 3445グラムの男の子 誕生!!

 ”にこちゃん、やっぱり男の子だぁ。”

 今回は、水中出産に挑戦することに決めていました。私にとって、2度目のお産は、なにもかもが、本当にあっという間でした。

 長男淳之助の最後の健診から1ヵ月後に妊娠が判明し、引き続き、草野さんにお世話になることが決定しました。今回もつわりに悩んだりもしましたが、育児をしながらの妊婦生活は、初産の時の慎重だった自分が滑稽に思えるほど、ハチャメチャでありながらも、楽しく過ぎ去って行きました。

 午前中に検診があった日の午後9時過ぎ、頼んでおいた新しいチャイルドシートが届いたと、はしゃぐ旦那さんと淳之助を横目に、私は体のだるさを感じ、横になってみると、陣痛のような痛みがありました。陣痛の最高潮の痛みを覚えている私の体は、”いやいや、こんなもんじゃなかったはず”と思う一方で、”経産婦 は、気をつけないといかんよ”と言われていた草野さんの言葉を思い出し、計ってみると、すでに5分間隔でした。慌てて乗り込んだ車中、臨戦態勢の私の頭の中で、大好きな曲がグルグル鳴り響いてました。

 草野さんに出迎えられた途端、ホッとするのと同時に陣痛との戦いが始まりました。
夜遅くにも関わらず、担当してくれた看護学生の青山さんも駆けつけてきてくれ、ずっと付き添って、背中や腰をさすってくれたり、一緒に動き回ってくれました。長丁場に備えて、横になりかけた瞬間、思いがけず”パンッ”と破水し、診察後慌てて、お風呂場に移動しました。お湯につかった時、ふっと陣痛が和らいだ気 がしましたが、差し迫った出産にパニックになっていたのか、草野さんに”今、陣痛来てる?”と聞かれるまで、ずっといきみ続けていたような気がします。我に返って、今度は陣痛に合わせて2~3度いきむと、にこちゃんは出てきてくれました。自分で、水中から取り上げ、性別を確認する作業はとても感動的でした。散歩に出 ていた旦那さんと淳之助はなんとか、見届けることができましたが、実家から急いで駆けつけてくれた母と妹には掛川あたりでの報告となりました。

 私が水中にいたのは、わずか10分足らずでした。水中出産を楽しみにしていた私にとっては、あまりにもあっけなく、また、イメージしてたのとは違ってましたが、なによりもにこちゃんが無事に生まれてきてくれたことを感謝せずにはいられません。

 妊娠中から出産、産後まで、なんの不安もなくこれたのは、いつも私の意志を尊重してくださり、的確なアドバイスをくれる草野さんがいてくれるからこそです。ありがとうございました。また近い将来、お世話になりたいと思います。これからも宜しくお願いします。

鼓太郎、お父さんもお母さんも、そして淳之助もあなたの誕生を楽しみに待っていました。私たちのところに生まれてきてくれてありがとう。この奇跡に感謝します。
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誕生の記録 第1子 長男編

IMG_4610 12月11日午前11時43分 3445グラムの男の子 誕生!!
私の”お母さんになる”という大きな夢が叶った瞬間でした。

 3月末に静岡に引越してきてすぐに授かった命は喜びと、つわりの苦しみを同時に運んできました。改めて、お母さんになるということは大変なことだと実感し、世界中のお母さんたちがとても偉大に思えました。
8月末に初めてくさのさんに会ってからは、どんどん妊婦生活が楽しくなりました。くさのさんの存在は魔法のように私の心と体に効いて、検診に行くたびに出産が待ち遠しくなりました。
そして、まさに予定日の午前2時に今までに感じたことのない痛みで目が覚め、6時半になるのを待って、くさのさんに電話をしました。診察の結果、子宮口は4センチという状態でした。”家でご飯食べて、2時間後にまた来て。その時6センチになってたらラッキーだね。夕方には生まれるよ”というくさのさんの言葉に 、もうすぐ会えるドキドキと激痛がピークに達しつつあるのを感じました。痛みで顔を歪めてうんうん唸ってる私の傍らで、すでに喜びで、にやけ顔になっている旦那さんの存在に癒されました。

 9時半の再診時には、なんと子宮口は9センチも開いていて、駆けつけてくださった瀬畑さんとのあいさつもそこそこに、分娩準備となりました。
”すごいよ、午前中には生まれるよ。”、”痛かったでしょ、えらかったね、がんばったね” くさのさんと瀬畑さんの言葉に勇気がみなぎっていきました。
くさのさん総指揮のもと、私の陣痛に合わせて、旦那さん、豊川から駆けつけてくれた母が一緒にいきみ、それに応えるべく淳之助もがんばりました。その間、2時間、瀬畑さんはずっと励ましてくれました。淳之助誕生のその瞬間まで、みんなの気持ちがひとつになって、とても痛かったり、苦しかったりしたはずなんだ けれど、今思うと、とてもとても幸せな時間でした。 ”あぁ淳之助、ずっと会いたかったよ”

 くさのさん、淳之助を取り上げてくださってありがとうございました。大満足の出産でした。またすぐにでもお世話になりたいくらいです。これからも、私と淳之助の静岡のお母さんでいてください。
瀬畑さん、分娩中ずっと励まし続けてくださってありがとうございました。私は生まれて初めてあんなにもたくさんのほめ言葉のシャワーを浴びて、とても気分よく出産ができました。ほめられるとその気になるお調子者な自分の新たな一面を発見することができました。

 そして、なおくん、淳之助を授け、私をお母さんにしてくれてありがとう。これから3人で歩んでいく人生が楽しみです。
お母さん、出産を経験した今、また、あなたの偉大さを再認識しています。私を生んでくれてありがとう。

淳之助、私たちのところに生まれてきてくれてありがとう。この奇跡に感謝します。

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誕生の記録

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 くさの助産院では、出産後、入院中にノートに出産の記録を残します。(私は、3人とも退院後の提出となってしまいましたが・・・)約1年分のみんなの記録をまとめて、一人一人の記録に写真をつけて、『誕生』として私たちにプレゼントしていただけます。そこには、同じ年に誕生した赤ちゃんと、お母さんの様々な経過が記されています。そこには、喜び・感動があふれています。

長男が赤ちゃんだったころ、“子どもは、産まれてから1年で一生分の親孝行をしてくれるんだなぁ”としみじみ思ってた私ですが、日々の生活の中で感謝の気持ちが薄れてしまうこともあります。でも、この『誕生』を読むと、初心に戻って、子どもと向き合えます。毎年、それぞれの誕生日に、子供たちと一緒に読み返し、当時のお話をします。そして、改めて、「生まれてきてくれて、ありがとう」って言います。

この『誕生』の記録は、くさの助産院の記録そのものでもあり、私たちにとっては、かけがえのない宝物です。





 

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